giallo

【色からジャンルへ】イタリア語 giallo が持つ二つの顔

1. 単語の基本情報

単語giallo
品詞名詞・形容詞
※男性形 giallo、複数形 gialli
発音(カタカナ表記)ジャッロ
主な意味黄色、黄色の
推理小説、ミステリー
由来ラテン語 galbinus(黄緑がかった黄色)に由来。

2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」

2-1. 例文と解説

A. 色としての giallo

例文1
Mi piace il giallo.
黄色が好き。

明るさや太陽、エネルギーを連想させる色。
ファッションやインテリアでもよく使われる。

B. 形容詞として

例文2
Una casa gialla.
黄色い家。

名詞の性・数に一致して形が変わる。
視認性が高く、街の中でもよく目立つ色。

C. ジャンルとしての giallo

例文3
Leggo un giallo.
ミステリー小説を読んでいる。

イタリア語では「推理・犯罪・謎解き系作品」を総称して giallo と呼ぶ。

2-2. ニュアンスの深掘り

giallo の面白さは、「色」から「物語ジャンル」へ意味が飛躍している点にある。

1930年代、出版社モンダドーリが推理小説シリーズの表紙をすべて黄色で統一したことから、いつの間にか「黄色い表紙の本=謎解きの物語」という連想が定着した。

その結果、giallo は「黄色」でもあり「事件、謎、違和感のある空気」を含む言葉になった。

例文
Questo film è un po’ giallo.
この映画、ちょっと謎めいてるね。

必ずしも殺人があるとは限らず、「何か引っかかる」「真相が見えない」感じを表すことも多い。

2-3. 日常の中での登場シーン

色について話すとき
Il sole è giallo.(太陽は黄色)

服や物を選ぶとき
Preferisco il giallo al nero.(黒より黄色が好き)

作品ジャンルを説明するとき
È un giallo italiano famoso.(有名なイタリアのミステリー作品)

3.疑問に答えるQ&A

Q1. giallo は「黄色」と「ミステリー」、どうやって区別する?

lumacayo
lumacayo

文脈でほぼ自動的に決まる。
色の話(服・家・物)なら「黄色」、
本・映画・物語が出てきたら「ミステリー」の意味になることが多い。

Q2. giallo は形容詞でも名詞でも使える?

lumacayo
lumacayo

形容詞なら「黄色の」、名詞なら「黄色」や「ミステリー作品」。
例:una maglia gialla(黄色いシャツ)
例:leggere un giallo(ミステリーを読む)

4.関連表現・派生語

romanzo giallo
推理小説(ミステリー小説)

film giallo
サスペンス映画、ミステリー映画

まとめ

コアの意味黄色
広がる意味推理小説、ミステリー、謎めいた作品
ネイティブの感覚giallo は「色」であり「物語の空気」
発音の注意「ッロ」をしっかり発音。

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