data

【「日付」だけじゃない!】イタリア語の「data」の本当の使い方:時間と出来事を結ぶ言葉

1. 単語の基本情報

単語data
品詞名詞(女性名詞)
発音(カタカナ表記)ダータ
主な意味日付、年月日、時期、日取り
由来ラテン語 datus(与えられたもの)に由来。

2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」

2-1. 例文と解説

A. 「日付」としての基本の使い方

例文 1
Qual è la data di oggi?
今日は何日ですか?

“data”はカレンダー上の具体的な日付を表す最も一般的な語。
日常会話でも、書類・チケットなどの正式な文でもよく使われます。

例文 2
La data di nascita è il 5 maggio 1990.
生年月日は1990年5月5日です。

“data di nascita(出生年月日)”は定番表現。役所やホテルのチェックインなどでも頻出です。

B. 「期日」「予定日」「日取り」の意味

例文 3
Non abbiamo ancora deciso la data del matrimonio.
結婚式の日取りはまだ決めていない。

“giorno”よりもフォーマルで、特定の目的のために設定された日を指します。

例文 4
La data dell’esame è stata cambiata.
試験の日が変更された。

“data”には「決められた日」というニュアンスがあり、「予定」や「期日」を表すのにも自然に使えます。

C. 「特別な日」「記念日」などの感情を帯びた使い方

例文 5
È una data che non dimenticherò mai.
決して忘れられない日だ。

“data”は単に「日付」ではなく、人生の中の特別な一日を指すこともあります。
ニュースや回想の文脈では“una data importante(大切な日)”のように感情をこめて使われます。

2-2. ニュアンスの深掘り

“data”のコアは「ある出来事と結びついた特定の時」
単なる数字ではなく、「記録された時間」「思い出の瞬間」として意識されます。

同じ意味の単語との違い:
data(特定の日付・期日。公式・確定的)
giorno(1日そのもの。日常的・感覚的)
momento(瞬間。短い時間の一点)
scadenza(締切日。実務的)

例:「La data dell’incontro(会合の日)」は決まった日程、
「Il giorno dell’incontro(出会いの日)」は感情や物語的な響きを持ちます。

2-3. 日常の中での登場シーン

日常会話
Sai la data della festa?(パーティーの日付知ってる?)

手続きや書類の場面
Scrivi la data qui, per favore.(ここに日付を書いてください)

ニュース・歴史の文脈
È una data che ha cambiato la storia.(歴史を変えた日だ)

思い出・感情的な表現
Ricordo bene quella data.(あの日のことをよく覚えている)

3.疑問に答えるQ&A

Q1. “data” はどうやって書類で使う?

lumacayo
lumacayo

文書・契約書では「地名+data+日付」の形で書くのが一般的。
例:「Roma, data 5 marzo 2025.(ローマ、2025年3月5日)」

「有効期限」「消費期限」の意味。食品、書類、契約書などで頻繁に使われます。
例:「Controlla la data di scadenza del latte.(牛乳の賞味期限を確認して)」

4.関連表現・派生語

よく使われる連語
data di nascita(生年月日)
data di scadenza(有効期限)
data dell’esame(試験日)
una data importante(大切な日)
alla data di oggi(本日現在)

この単語を含む慣用句
fissare una data(日時を決める)
rimandare una data(日程を延期する)
ricordare una data(記念日を覚えている)

5.おまけ:ちょっとしたイタリア小話

イタリア人にとっての「data」=“記録される瞬間”
イタリアでは“data”は単なる数字ではなく、人生や歴史に刻まれる瞬間という感覚があります。
家族の誕生日や記念日はもちろん、政治的な出来事も「una data storica(歴史的な日)」と呼ばれます。
そして大切なのは、“ricordare la data(その日を覚えていること)”。
誕生日を忘れると冗談では済まないのも、イタリアらしい情の文化の一部です。

まとめ

コアの意味特定の出来事と結びついた「確定された日」。
広がる意味日付、期日、予定日、記念日など、時間を記録・象徴する言葉。
ネイティブの感覚“data” は単なる数字ではなく、「人生や歴史を区切る日」。
記憶・約束・出来事を結ぶ“時のしるし”のような存在
発音の注意“t”をはっきり、「ダータ」と歯切れよく発音。

カテゴリ一覧:

  • alfabeto
  • parti-del-discorso
  • tema
  • frequenza