【「結果」だけでは足りない】イタリア語の「conseguenza」が語る、原因と責任のつながり:行動の先にあるものを見据える言葉
1. 単語の基本情報
| 単語 | conseguenza |
| 品詞 | 女性名詞 ※女性形は conseguenza、男性形は なし、複数形は conseguenze |
| 発音(カタカナ表記) | コンセグエンツァ |
| 主な意味 | 結果、帰結、成り行き、当然の帰結 |
| 由来 | ラテン語 consequens(後に続くもの)に由来し、「ある行為や出来事の後に必然的についてくるもの」という時間的・論理的な連なりを核に持つ語。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 原因と結果を結ぶ基本用法
例文1
Ogni azione ha una conseguenza.
すべての行動には結果がある。
conseguenza は単なる出来事の結果ではなく、原因から論理的に導かれる「避けられない帰結」を示し、道徳的・社会的な含みを帯びることが多い。
B. 判断や選択の重みを示す用法
例文2
Devi pensare alle conseguenze delle tue parole.
自分の言葉の結果を考えなければならない。
この場合、conseguenza は未来に及ぶ影響や責任を含意し、軽率さへの戒めとして使われる。
C. 議論や説明の中での論理的帰結
例文3
È una conseguenza logica di quello che è successo.
それは起きたことの論理的な帰結だ。
感情よりも理屈や構造に焦点が当たり、冷静な分析や説明の文脈でよく使われる。
2-2. ニュアンスの深掘り
conseguenza には「たまたま起きた結果」という偶然性よりも、「そうなるべくしてなった」という必然性が強く感じられる。
イタリア語母語話者にとってこの語は、行動と責任、原因と結果が切り離せないという世界観を映す言葉であり、個人の選択が社会や他者に波及するという意識と結びついている。
そのため、道徳的な議論や教育、政治的文脈でも頻繁に登場し、軽い出来事を指すときよりも、意味の重い場面で選ばれやすい。
例文
Accettare le conseguenze fa parte della maturità.
結果を受け入れることは成熟の一部だ。
2-3. 日常の中での登場シーン
家庭での注意
Questa è la conseguenza delle tue scelte.(これはあなたの選択の結果だ)
学校や教育の場
Parliamo delle conseguenze di questo comportamento.(この行動の結果について話そう)
ニュースや議論
Le conseguenze economiche sono gravi.(経済的な影響は深刻だ)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. conseguenza と risultato の違いは?

risultato は計算や試合などの「結果」を中立的に示すのに対し、
conseguenza は原因との結びつきや責任、影響の広がりを強く意識させます。
Q2. 日常会話では堅く聞こえない?

やや重みのある語ですが、注意や説明の場面では自然に使われ、堅すぎる印象はありません。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
come conseguenza(結果として)
avere conseguenze(結果をもたらす)
派生語
conseguente(結果として生じる)
この単語を含む慣用句
trarre le conseguenze(結果を踏まえて結論を出す)
まとめ
| コアの意味 | 原因に続いて生じる必然的な結果 |
| 広がる意味 | 責任、影響、行動の重み |
| ネイティブの感覚 | 偶然ではなく、行為と切り離せない帰結を示す言葉 |
| 発音の注意 | コンセグエンツァ と語尾の ツァ をはっきり発音する |
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