【「宿題」だけでは終わらない】イタリア語 compito が表す「引き受ける責任」と役割
1. 単語の基本情報
| 単語 | compito |
| 品詞 | 名詞 ※男性形のみ、複数形は compiti |
| 発音(カタカナ表記) | コンピト |
| 主な意味 | 宿題、課題、任務、役割 |
| 由来 | ラテン語 compitum(分岐点、割り当てられた地点)に由来し、「割り当てられたもの」「担うべきもの」という感覚が語の核にある。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 学校での宿題・課題
例文1
Devo fare i compiti.
宿題をしなければならない。
compito は学校教育の文脈で非常によく使われ、日本語の「宿題」に最も近い意味を持つが、「やるべきことが割り当てられている」という義務感が含まれる。
B. 仕事・役割としての任務
例文2
Questo è il mio compito.
これは私の役割です。
仕事や組織の中での役割を指す場合、compito は個人が引き受けた責任や期待を背負うニュアンスを帯びる。
C. 抽象的・道徳的な責務
例文3
È un compito difficile.
それは難しい使命だ。
具体的な作業に限らず、人生や社会における責務を表す際にも使われ、重みのある語感を持つ。
2-2. ニュアンスの深掘り
compito はイタリア語母語話者にとって「外から与えられた義務」であると同時に、「自分が引き受けるべき役割」を示す言葉である。
やらされている感覚だけでなく、責任を果たす主体性が前提にあり、だからこそ仕事や人生の文脈でも自然に使われる。
単なる作業名ではなく、人としてどう振る舞うかという価値観が背後にある語である。
例文
È il mio compito fare del mio meglio.
最善を尽くすのが私の務めだ。
2-3. 日常の中での登場シーン
学校生活
Fare i compiti.(宿題をする)
職場
Dividere i compiti.(役割分担をする)
人生・価値観
Un compito importante.(重要な使命)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. dovere と compito の違いは?

dovere は「義務」という抽象的概念を表すのに対し、
compito は具体的に割り当てられた役割や作業を指す。
Q2. incarico とどう違う?

incarico は一時的・公式に任される仕事を指すことが多く、
compito はより日常的で継続的な責務にも使われる。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
compito a casa(宿題)
compito difficile(難しい任務)
派生語
compiere(成し遂げる、遂行する)
この単語を含む慣用句
assolvere il proprio compito(自分の役目を果たす)
まとめ
| コアの意味 | 割り当てられた役割・課題 |
| 広がる意味 | 宿題から人生の使命まで |
| ネイティブの感覚 | 責任を引き受ける行為 |
| 発音の注意 | con にアクセントを置く |
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