【稲妻=自然現象だけじゃない】イタリア語 fulmine の走る感覚
1. 単語の基本情報
| 単語 | fulmine |
| 品詞 | 名詞 ※男性形 fulmine、女性形なし、複数形 fulmini |
| 発音(カタカナ表記) | フルミネ |
| 主な意味 | 稲妻、雷光 (比喩的に)突然の出来事、衝撃、非常な速さ |
| 由来 | ラテン語 fulmen(稲妻、雷撃)に由来。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 自然現象としての fulmine
例文1
Un fulmine ha colpito l’albero.
稲妻が木に落ちた。
視覚的な「一瞬の閃光」を強く伴う。
B. 速さ・即時性の比喩
例文2
È passato come un fulmine.
稲妻のように通り過ぎた。
速さだけでなく、捉える前に終わる感覚。
C. 突然の感情・知らせ
例文3
La notizia è arrivata come un fulmine a ciel sereno.
その知らせは青天の霹靂だった。
予期していなかった衝撃を表す定番表現。
2-2. ニュアンスの深掘り
fulmine のコアは「一瞬で状況を変える力」。イタリア語では fulmine は長く続く恐怖や混乱ではなく、「気づいた瞬間にはすでに起きてしまっている出来事」を指す。だから fulmine は、悲劇にも、恋にも、ひらめきにも使われる。持続よりも断絶、過程よりも結果が強調される言葉で、人の認識が追いつかない速さそのものを表している。
例文
È stato un fulmine.
それは一瞬の出来事だった。
2-3. 日常の中での登場シーン
天気の話をするとき
Stanotte è caduto un fulmine.(昨夜、稲妻が落ちた)
人や動きを描写するとき
Corre come un fulmine.(稲妻みたいに走る)
突然の出来事について
È successo come un fulmine.(突然起こった)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. fulmine と lampo の違いは?

fulmine は「落ちる稲妻」。
lampo は「光の閃き」。
原因か、視覚かの違い。
Q2. 雷全体は何と言う?

雷鳴・雷雨は temporale。
fulmine はその中の「一撃」。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
come un fulmine(稲妻のように)
派生語
fulminare(雷に打つ、強烈に非難する)
fulminante(電撃的な、圧倒的な)
この単語を含む慣用句
fulmine a ciel sereno(青天の霹靂)
まとめ
| コアの意味 | 一瞬で状況を変える力 |
| 広がる意味 | 速さ、衝撃、突然性 |
| ネイティブの感覚 | 過程より結果、予告なき変化 |
| 発音の注意 | 「フル」を軽く、「ミネ」をはっきり |
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