【「りんご」だけじゃない】イタリア語の「mela」の本当の使い方:日常・比喩・文化に根づく果物
1. 単語の基本情報
| 単語 | mela |
| 品詞 | 名詞 ※女性形は mela、複数形は mele |
| 発音(カタカナ表記) | メーラ |
| 主な意味 | りんご |
| 由来 | ラテン語 mālum(りんご)に由来。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 食べ物としての mela
例文 1
Mangio una mela al giorno.
毎日りんごを1個食べる。
非常に基本的で、健康的な生活を連想させる表現。
例文 2
Questa mela è dolce.
このりんごは甘い。
味・品質を評価する最も素直な使い方。
B. 種類や品質を意識した使い方
例文 3
Preferisco le mele verdi.
青りんごの方が好き。
イタリアでは産地・品種への関心が高く、mele は会話によく登場する。
例文 4
È una mela biologica.
これはオーガニックのりんごだ。
食への意識の高さがにじむ言い方。
C. 比喩・象徴としての mela
例文 5
È la mela del peccato.
それは禁断の果実だ。
聖書的・文化的背景をもつ象徴的な用法。
2-2. ニュアンスの深掘り
“mela” は単なる果物以上に、「身近で基本的なもの」「素朴で自然な存在」を象徴する語。イタリアでは、健康・自然・日常のリズムと結びつきやすく、特別ではないが欠かせない存在として認識されている。
比喩に使われるときも、派手さより「本質」や「誘惑」「中心」を表すことが多い。
例:La mela non cade mai lontano dall’albero.
子は親に似る。
2-3. 日常の中での登場シーン
食事や間食の場面
Prendo una mela.(りんごを1つ取る)
買い物の場面
Quante mele vuoi?(りんごはいくつ欲しい?)
健康を意識する話題
La mela fa bene alla salute.(りんごは体にいい)
比喩的な会話
È la mela marcia del gruppo.(あの人は集団の厄介者だ)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. mela と pomo の違いは?

mela は日常語。
pomo は文語的・詩的、または専門用語(例:pomo d’Adamo)。
Q2. 複数形 mele はどんな場面で使う?

種類・数量・一般論を述べるときによく使う。
Le mele italiane sono buone.(イタリアのりんごは美味しい)
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
mela verde(青りんご)
mela biologica(オーガニックりんご)
mela marcia(腐ったりんご)
派生語
melo(りんごの木)
この単語を含む慣用句
la mela non cade mai lontano dall’albero(子は親に似る)
essere la mela della discordia(争いの種になる)
una mela al giorno toglie il medico di torno(りんご1個で医者いらず)
まとめ
| コアの意味 | 身近な果物、りんご |
| 広がる意味 | 健康、自然、誘惑、集団の中心や問題点 |
| ネイティブの感覚 | “mela” は特別ではないが、象徴力の強い日常語 |
| 発音の注意 | 「メ」をややはっきり、「ラ」は軽く。 |
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