【「暑い」だけじゃない!】イタリア語の「caldo」の本当の使い方:気温・温もり・情熱まで
1. 単語の基本情報
| 単語 | calda, caldo |
| 品詞 | 形容詞、名詞 ※女性形は calda、男性形は caldo、複数形は caldi / calde |
| 発音(カタカナ表記) | カルド |
| 主な意味 | 暑い、温かい、熱い、情熱的な |
| 由来 | ラテン語 calidus(熱い、温かい)に由来。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 気温・天候としての「暑い」
例文 1
Fa caldo oggi.
今日は暑い。
天候について話すときの最も基本的な表現。
主語は置かずに使う。
例文 2
È una giornata calda.
暑い一日だ。
名詞を修飾する形でも自然。
B. 触感・温度の「温かい/熱い」
例文 3
Il caffè è caldo.
コーヒーが熱い。
飲み物・料理・物体の温度を表す。
C. 感情・雰囲気の「温かい」「熱のこもった」
例文 4
È una persona molto calda.
彼/彼女はとても温かい人だ。
人柄・態度の「親しみやすさ」「情の深さ」を表す。
D. 情熱・盛り上がり
例文 5
Un applauso caldo.
熱のこもった拍手。
感情が高まった状態を示す比喩的用法。
2-2. ニュアンスの深掘り
caldo は単なる「暑さ」ではなく、「人と人との距離を縮める温度」を感じさせる言葉。
イタリア文化では、温かい声掛け、熱のこもった議論、感情表現の豊かさが肯定的に捉えられます。
そのため una persona calda は、冷静さを欠くという意味ではなく、「人間味がある」「心が近い」という評価。
caldo は身体の感覚と感情の温度が重なり合う言葉です。
例文
L’accoglienza è stata molto calda.
歓迎はとても温かかった。
2-3. 日常の中での登場シーン
天気の話題
Fa troppo caldo.(暑すぎる)
食事の場面
Mangialo finché è caldo.(熱いうちに食べて)
人や雰囲気の評価
Un pubblico caldo.(熱気のある観客)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. 「暑いです」は Sono caldo でいい?

基本は Ho caldo.
Sono caldo は文脈によっては不自然、または別の意味になる。
Q2. caldo は名詞としても使う?

使われる。
Il caldo dell’estate(夏の暑さ)のように「暑さ」そのものを指す。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
fa caldo(暑い)
avere caldo(暑がっている)
caldo umano(人の温もり)
stare al caldo(暖かくして過ごす)
派生語
caldamente(強く、熱心に)
calore(熱、温かさ)
この単語を含む慣用句
a caldo(熱が冷めないうちに)
accoglienza calda(温かい歓迎)
battere il ferro finché è caldo(鉄は熱いうちに打て、機会を逃さず、すぐに行動せよ)
non far né caldo né freddo(暑くも寒くもない、どうでもいい、全く関心がない)
まとめ
| コアの意味 | 温度の高さ |
| 広がる意味 | 気温、触感、感情、情熱 |
| ネイティブの感覚 | caldo は「心の距離が近い状態」を表す |
| 発音の注意 | l をはっきり出し、「カルド」と歯切れよく |
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