【「脚」だけじゃない!】イタリア語の「gamba」の本当の使い方:身体部位から比喩表現まで
1. 単語の基本情報
| 単語 | gamba |
| 品詞 | 名詞 ※女性名詞は gamba、複数形は gambe |
| 発音(カタカナ表記) | ガンバ |
| 主な意味 | 脚、足(膝から足首まで)、支え、脚部 |
| 由来 | ラテン語 camba(曲がったもの)に由来。 もともとは「曲線」「湾曲」を含む語感を持ち、人体の脚の形状と結びついた。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 身体の一部としての「脚」
例文 1
Mi fanno male le gambe.
脚が痛い。
最も基本的な用法。
歩きすぎ、立ちっぱなし、スポーツ後など、日常会話で非常によく使われる。
例文 2
Ha le gambe lunghe.
彼女/彼は脚が長い。
外見描写としても頻出。
形容詞と組み合わせて表現の幅が広い。
B. 動作・運動に関わる「gamba」
例文 3
Allenare le gambe è importante.
脚を鍛えることは大切だ。
スポーツ・運動の文脈では不可欠な語。
体の「推進力」を担う部位として意識される。
C. 比喩的な意味・慣用表現
例文 4
Questo tavolo ha una gamba rotta.
このテーブルは脚が一本壊れている。
家具や構造物の「支え」を指す意味。
人体から転じた自然な拡張。
例文 5
È una persona con le gambe per terra.
彼/彼女は地に足のついた人だ。
精神的に安定し、現実的であることを表す比喩。
2-2. ニュアンスの深掘り
gamba は単なる「脚」ではなく、「支えるもの」「前に進むための基盤」という感覚を強く伴います。
イタリア語では、身体部位がそのまま性格や態度の比喩に使われることが多く、gamba もその代表例。
地に足をつける、しっかり立つ、踏み出す——こうした身体感覚が、言葉の奥に自然に含まれています。
例文
Serve avere le gambe forti, nella vita.
人生には、強い脚(=基盤)が必要だ。
2-3. 日常の中での登場シーン
体調や疲労の話題
Ho le gambe stanche.(脚が疲れている)
スポーツや運動
Devo allenare di più le gambe.(もっと脚を鍛えないと)
比喩的な会話
È importante restare con le gambe per terra.(現実的でいることが大事だ)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. gamba と piede の違いは?

gamba は膝から下の「脚」全体。
piede は足首から下の「足」。
日本語より区別がはっきりしています。
Q2. 男性形の gambo は使われる?

現代イタリア語では、身体の「脚」 を指す場合は 女性名詞 gamba を使うのが基本で、gambo は通常使われません。
gambo は主に植物の「茎」や、専門的・古風な文脈で使われる語で、日常会話で人の脚を指して使うと不自然になります。
例:
Il gambo del fiore è lungo.
花の茎は長い。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
gamba lunga(長い脚)
gamba rotta(折れた脚)
avere le gambe stanche(脚が疲れている)
派生語
gambale(脚部の、すね当て)
sgambare(脚を動かす、軽く運動する)
この単語を含む慣用句
essere in gamba(賢く、才能があり、頼りになる)
fare il passao più lungo della gamba(身の丈に合わないこと(リスク)をする、無理をする)
tagliare le gambe a qualcuno(誰かのやる気をくじく)
まとめ
| コアの意味 | 身体の脚、支える部分 |
| 広がる意味 | 基盤、安定、前進 |
| ネイティブの感覚 | gamba は「動くため」「立つため」の象徴 |
| 発音の注意 | 鼻にかかる n を軽く入れ、「ガンバ」と発音 |
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