【「心」だけじゃない!】イタリア語の「cuore」の本当の使い方:感情・中心・心臓まで
1. 単語の基本情報
| 単語 | cuore |
| 品詞 | 名詞(男性名詞) |
| 発音(カタカナ表記) | クオーレ |
| 主な意味 | 心、気持ち、中心、心臓 |
| 由来 | ラテン語 cor(心、胸の中心)に由来。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 感情・気持ちとしての「心」
例文 1
Ti parlo col cuore.
心を込めて話すよ。
気持ち、誠意、深い思いを表す最も典型的な用法。
B. 物理的な「心臓」
例文 2
Il cuore batte velocemente.
心臓が速く鼓動している。
医学的にも日常的にもそのまま「心臓」を指す。
比喩ではなく純粋に臓器を示す用法。
C. “avere a cuore qualcosa”:大切に思う・気にかける
例文 3
Ho molto a cuore questo progetto.
このプロジェクトをとても大切に思っている。
“avere a cuore” は「心にかける」「大切に思う」という自然な表現で、“cuore”が人の関心や愛情の方向性を示す。
D. 中心・本質・核の意味
例文 4
Siamo nel cuore della città.
街の中心にいる。
場所や出来事の「核心部分」「真ん中」を示す。
2-2. ニュアンスの深掘り
“cuore”は「心=感情」と「心臓=生命」を一つの語で自然に表す稀有な単語であり、その柔軟さは比喩表現の豊富さにつながっている。
特に“avere a cuore”は「強い好意・責任感・思い入れ」を表す便利な表現。
また、中心・核心を表す使い方では“cuore”が「本当に大切な部分」を象徴する。
例文:Metti il cuore in quello che fai.(することに心を込めなさい)
2-3. 日常の中での登場シーン
感情を語るとき
Mi sta a cuore questa persona.(この人は私にとって大切だ)
医学・体調の文脈
Il cuore non è in perfette condizioni.(心臓の状態が良くない)
大切なものへの思い入れ
Ho a cuore il benessere dei miei studenti.(生徒たちの幸せを大切に思っている)
場所・出来事の中心を表すとき
Nel cuore della notte.(夜の真っただ中)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. “cuore” と “anima” はどう違う?

cuore=感情・気持ち・心臓(具体的で温かい)
anima=魂・精神(抽象的で深い)
Q2. 複数形 “cuori” の使い道は?

物理的な「心臓」やトランプのハート形などで使う。
比喩では単数が基本。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
avere a cuore(大切に思う)
batticuore(ドキドキ)
spezzare il cuore(心を深く傷つける)
attacco di cuore(心臓発作)
派生語
coraggio(勇気。語源は同じ“cor=心”)
この単語を含む慣用句
con tutto il cuore(心から)
di cuore(心からの気持ちで)
まとめ
| コアの意味 | 心臓と心の双方を表す中心的な語。 |
| 広がる意味 | 感情、思い入れ、核心、中心点など多層的に使える。 |
| ネイティブの感覚 | “cuore”は温かく、率直で、人間味のあるイタリア語らしい単語。 |
| 発音の注意 | クオーレ。“cuo”を滑らかにつなげる。 |
カテゴリ一覧:






