volume

【「音量」だけじゃない!】イタリア語の「volume」の本当の使い方:音・空間・本をつなぐ言葉

1. 単語の基本情報

単語volume
品詞名詞(男性名詞)
発音(カタカナ表記)ヴォルーメ
主な意味音量、容積、体積、本、巻(シリーズものの一冊)
由来ラテン語 volumen(巻かれたもの、巻物)に由来。
「巻く」「回転する」という意味の動詞 volvĕre と同語源。
古代では「巻物」を指し、そこから「本」や「まとまり」を意味するようになった。

2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」

2-1. 例文と解説

A. 「音量」としての意味

例文 1
Abbassa il volume, per favore.
音量を下げてください。

日常で最もよく使われる意味。
“alzare(上げる)”“abbassare(下げる)”をセットで覚えるのがポイント。

例文 2
Il volume della televisione è troppo alto.
テレビの音が大きすぎる。

“volume” はテレビ・ラジオ・音楽など、あらゆる音の大きさに使われます。

B. 「容積・体積」としての意味

例文 3
Questo contenitore ha un grande volume.
この容器は容量が大きい。

科学的・技術的な文脈で「体積」を表す場合にも“volume”を使用します。
英語の volume と同じ使い方です。

例文 4
Il volume dell’acqua aumenta con il calore.
水の体積は熱で増える。

物理・化学分野で頻出する定番の文。

C. 「本・巻」としての意味

例文 5
Sto leggendo il secondo volume della trilogia.
三部作の第2巻を読んでいる。

“volume” は書籍やシリーズ作品の「巻」「一冊」を表します。
“libro” よりも少しフォーマルで、文学的な響きを持ちます。

例文 6
Quel volume enciclopedico è molto prezioso.
あの百科事典の巻はとても貴重だ。

「厚い本」「まとまった書籍」という意味合いでも使われます。

2-2. ニュアンスの深掘り

“volume” のコアは「まとまりのある空間や形」
音・空気・本――どれも「広がり」「厚み」を感じるもの。
イタリア語では、量感や存在感を伴うものを指すのに自然に使われます。

同じ意味の単語との違い:
volume(音量・容積・巻。具体的で中立的)
suono(音。質や種類に焦点)
libro(本。内容や読書行為に焦点)
capacità(容量。能力・入る量)

例:「Un libro sottile ma di grande volume emotivo(薄いけれど感情のボリュームが大きい本)」のように、比喩的にも使われます。

2-3. 日常の中での登場シーン

家庭やカフェでの会話
Puoi abbassare un po’ il volume?(ちょっと音量下げてくれる?)

理科・技術系の文脈
Calcola il volume del cilindro.(円柱の体積を求めなさい)

読書や書店の話題
Cerco il primo volume di questa serie.(このシリーズの第1巻を探している)

感情的な比喩
Ha un volume di emozioni incredibile.(感情の厚みがすごい)

3.疑問に答えるQ&A

Q1. “alzare il volume” と “aumentare il volume” の違いは?

lumacayo
lumacayo

どちらも「音量を上げる」ですが、
“alzare” 会話的・口語的
“aumentare”ややフォーマル・書き言葉寄りです。

Q2. 書籍の“volume”と“libro”の違いは?

lumacayo
lumacayo

“libro”一般的に「本」
“volume” 「本のひとまとまり」「シリーズの1冊」というニュアンス。
例:「una collana di tre volumi(三巻セットのシリーズ)」

4.関連表現・派生語

よく使われる連語
alzare il volume(音量を上げる)
abbassare il volume(音量を下げる)
volume di vendita(販売量)
volume di acqua(体積の単位としての水量)

派生語
voluminoso(かさばった、大きな)
volumetria(体積測定、容積)

この単語を含む慣用句
A tutto volume(全開で)
Dare volume ai capelli(髪にボリュームを出す)

まとめ

コアの意味まとまりのある量・広がり。
広がる意味音量、容積、本など、空間や厚みを感じさせるものを表す。
ネイティブの感覚“volume” は「存在の厚み」を伝える言葉。
物理的な大きさだけでなく、感情・人生の深みをも表す。
発音の注意“vo”を軽く、「ヴォルーメ」と滑らかに発音。

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