occhio

【「目」だけじゃない!】イタリア語の「occhio」の本当の使い方:見る力・注意・感性を象徴する言葉

1. 単語の基本情報

単語occhio
品詞名詞(男性名詞)
発音(カタカナ表記)オッキオ
主な意味目、視覚、視点、注意、観察力
由来ラテン語 oculus(目)に由来。
英語の oculareye の語源とも関係がある。

2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」

2-1. 例文と解説

A. 身体の「目」

例文 1
Mi fanno male gli occhi.
目が痛い。

“occhi” は複数形で「両目」
イタリア語では「目が疲れた」などの表現にもしばしば登場します。

例文 2
Ha gli occhi azzurri come il mare.
彼は海のように青い目をしている。

“occhio” は容姿を表すときにも頻繁に使われる語で、詩的な描写にも欠かせません。

B. 比喩的な「視点・観察力・注意」

例文 3
Devi avere occhio per i dettagli.
細部を見る目が必要だ。

ここでは「観察力」「センス」を意味します。
イタリア語で“avere occhio per〜”は、「〜に対する審美眼がある」「〜を見る目がある」という褒め言葉。

例文 4
Ho fatto tutto a occhio.
全部目分量でやったよ。

“a occhio” は慣用句で、「目で見て判断して」「だいたいで」という意味。
料理や日常会話でもよく使われます。

C. 抽象的な意味:「見る力」「気づく力」

例文 5
Ha un occhio molto sensibile per l’arte.
彼は芸術に対してとても鋭い感性を持っている。

“occhio” は物理的な「視覚」だけでなく、「直感的に物事を見抜く力」も表します。
美的センスや洞察力を指すときにも使われます。

2-2. ニュアンスの深掘り

“occhio” はイタリア人にとって「世界を感じる感覚そのもの」
見る=理解する、感じる、判断するという広がりがあり、単なる身体の一部ではなく「感性の象徴」として生きた言葉です。

同じ意味の単語との違い:
occhio(目。注意・洞察・感性)
vista(視力・視界)
sguardo(まなざし・視線)
occhiata(一瞬の視線)

例:「Avere occhio per la moda(ファッションのセンスがある)」は、
“avere gusto” よりも「見抜く力」が強調されます。

2-3. 日常の中での登場シーン

健康や身体の話題
Ho un orzaiolo all’occhio.(ものもらいができた)

観察・評価の場面
Hai davvero occhio per la fotografia.(君は写真を見る目があるね)

おおよその感覚で
A occhio direi che costa 50 euro.(見た感じ、50ユーロくらいかな)

比喩的な使い方
Con un occhio guarda il presente, con l’altro il futuro.(片目で現在を、もう片方で未来を見ている)

3.感嘆句としての使い方

イタリア語では “Occhio!” が単独で 「気をつけて!」 という意味の感嘆句になります。

例文 1
Occhio! C’è una macchina!
危ない!車が来てるよ!

例文 2
Occhio a non cadere!
転ばないように気をつけて!

短く強く発音することで、「注意!」のニュアンスを伝える万能な一言です。

4.関連表現・派生語

よく使われる連語
avere occhio per〜(〜を見る目がある)
a occhio(目分量で)
buttare l’occhio(目をやる)
chiudere un occhio(見て見ぬふりをする)

派生語
occhiale(眼鏡)
occhiata(一瞥)
occhietto(小さな目、かわいい目)

この単語を含む慣用句
Avere occhio di riguardo(特別に気を配る)
A colpo d’occhio(一目で)
Occhio per occhio(目には目を)

3.疑問に答えるQ&A

Q1. “occhio” の複数形は?

lumacayo
lumacayo

複数形occhi(オッキ)
単数形の occhio は「片目」や「目そのもの」を指し、
複数形の occhi は「両目」や「目の印象(表情)」を表すのが一般的です。

Q2. “Occhio!” と “Attento!” の違いは?

lumacayo
lumacayo

どちらも「気をつけて!」という意味ですが、“Occhio!” はより口語的・親しみのある言い方。友人や家族同士で反射的に使うのが普通です。
一方、“Attento!” はやや丁寧・正式で、先生や親などが注意を促すときにも使えます。

4.関連表現・派生語

よく使われる連語
mio nonno(私のおじいちゃん)
il nonno paterno(父方の祖父)
il nonno materno(母方の祖父)
i nonni(祖父母)

派生語
nonna(おばあちゃん)
nonnetto(かわいいおじいちゃん)
bisnonno(曾祖父)

この単語を含む慣用句
fare il nonno(孫の世話をする)
come diceva il nonno(おじいちゃんがよく言ってたように)
andare dai nonni(祖父母の家へ行く)

まとめ

コアの意味目、注意、観察力、感性。
広がる意味見ることから、理解し、守ることへ。
ネイティブの感覚“occhio” は身体の一部のみならず、世界を見る「心の窓」。
“Occhio!” には、注意と愛情が同時に宿っている。
発音の注意“cch” を強く、「オッキオ」とはっきり発音。

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