【待つだけじゃない】イタリア語 speranza:未来を信じて「今」を生きる感情
1. 単語の基本情報
| 単語 | speranza |
| 品詞 | 名詞(女性名詞) |
| 発音(カタカナ表記) | スペランツァ |
| 主な意味 | 希望、望み、期待 |
| 由来 | ラテン語 sperantia(希望すること)に由来し、「結果がまだ見えない状況でも、良い方向を信じる心の姿勢」を表してきた語。 |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 未来に向けた前向きな期待
例文1
Ho speranza nel futuro.
私は未来に希望を持っている。
speranza は単なる楽観ではなく、状況が不確かでも「信じ続ける態度」を示す名詞で、精神的な強さや持続性を含む。
B. 困難な状況での支えとしての希望
例文2
La speranza è l’ultima a morire.
希望は最後まで残るものだ。
この表現では、speranza は感情というより「生きる力」に近い意味を持ち、絶望の中でも人を支える存在として語られる。
C. 人や物に託す期待
例文3
È la nostra unica speranza.
それが私たちの唯一の望みだ。
人や計画など、具体的な対象に期待をかける場合にも使われるが、完全な確信ではなく「まだ可能性がある」状態を示す。
2-2. ニュアンスの深掘り
speranza は、結果を保証するものではないが、それでも前に進む理由を与える感情として理解されている。
イタリア語話者にとって希望は「待つこと」ではなく、「不確かさと共に生きる覚悟」に近い。
だからこそ、困難な状況でも speranza を失わないことは、人としての尊厳や人間らしさと結びついて語られることが多い。
例文
Anche nel silenzio resta una speranza.
沈黙の中にも、希望は残っている。
2-3. 日常の中での登場シーン
励ましの言葉
C’è ancora speranza.(まだ希望はある)
ニュースや社会的文脈
Una speranza per il futuro.(未来への希望)
個人的な感情表現
La mia speranza sei tu.(私の希望は君だ)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. speranza と aspettativa の違いは?

aspettativa は具体的な結果を予測する期待で、speranza は結果が不確かでも信じ続ける感情です。
Q2. 単数形だけで使うのが普通?

はい。複数形 speranze も存在しますが、抽象的・普遍的な意味では単数形がよく使われます。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
avere speranza(希望を持つ)
perdere la speranza(希望を失う)
派生語
speranzoso(希望に満ちた)
この単語を含む慣用句
finché c’è speranza(希望がある限り)
まとめ
| コアの意味 | 不確かな未来を信じ続ける心 |
| 広がる意味 | 支え、可能性、精神的な強さ |
| ネイティブの感覚 | 希望は結果ではなく、姿勢そのもの |
| 発音の注意 | sp をはっきり発音し、語末の -za を曖昧にしない |
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