【光が消えたあとに残る「感覚」】
1. 単語の基本情報
| 単語 | buio |
| 品詞 | 名詞、形容詞的な用法あり ※女性形は存在しない、男性形は buio、複数形は bui |
| 発音(カタカナ表記) | ブーイオ |
| 主な意味 | 暗闇、暗さ |
2.イタリア語母語話者が教える「本当の使い方」
2-1. 例文と解説
A. 物理的な暗さを表すとき
例文1
Nella stanza c’era buio.
部屋の中は暗かった。
buio は照明がない、または光が届かない状態を端的に示す名詞で、形容詞ではなく名詞として使われる点が重要。
B. 状態としての「暗闇」を述べるとき
例文2
Camminavano nel buio.
彼らは暗闇の中を歩いていた。
in nel buio の形で使うと、場所というより「状況・環境」を包み込む暗さを表す。
C. 比喩的に理解不能・先の見えなさを示すとき
例文3
Siamo ancora nel buio.
私たちはまだ何も分かっていない。
情報や見通しがない状態を、視覚的な暗闇になぞらえる比喩表現。
2-2. ニュアンスの深掘り
buio は単に光がないこと以上に、人の感覚が不安定になる状態を含意する語である。イタリア語話者にとって buio は、恐怖や静けさ、内省と結びつきやすく、夜や孤独と同時に語られることが多い。明るさ(luce)が理性や理解を象徴するのに対し、buio は感情や未知を象徴する領域として扱われる。
例文
Nel buio si ascolta di più.
暗闇の中では、より耳を澄ますようになる。
2-3. 日常の中での登場シーン
停電や照明の話題で
È rimasto tutto al buio.(すべて真っ暗になった)
夜の雰囲気を描写するとき
Nel buio della notte.(夜の暗闇の中で)
状況が不透明なとき
Siamo completamente al buio.(状況が全く分からない)
3.疑問に答えるQ&A
Q1. buio と oscuro の違いは?

buio は名詞で暗闇そのもの、
oscuro は形容詞で「暗い」「不明瞭な」。
Q2. al buio と nel buio はどう違う?

al buio は状態、nel buio は環境や空間を意識する表現。
4.関連表現・派生語
よく使われる連語
al buio(暗闇で)
nel buio(暗闇の中で)
nel buio della notte(夜の暗闇の中で)
この単語を含む慣用句
lasciare qualcuno al buio(誰かに知らせないでおく)
まとめ
| コアの意味 | 光のない暗闇という状態 |
| 広がる意味 | 不安、未知、理解不能の比喩 |
| ネイティブの感覚 | 感覚と感情に訴える暗さ |
| 発音の注意 | ui を分けず「ブーイオ」と一息で発音する |
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